新しく街は歩いている -FUKUSHIMA FANTASY-
絶メシロードで見た洞窟や天文台に、いつか行ってみたいと思っていた。
先日、枝垂れ桜を見に福島へ行ったとき、ちょうど“ふくしまファンタジー”の立ち寄りポイントと重なっていたので、巡ってみることにした。
初日は、アクアマリンふくしまと塩屋埼灯台へ。
アクアマリンふくしま
塩屋埼灯台
「さて、いただきに行きますか。」- 絶メシロード season2「きくのや」-




美しい海沿いの景色を見たあと、南相馬へ向かう道中で、少しずつ空気が変わっていった。
左右に立ち入り禁止の場所が続き、「帰宅困難区域」の看板が目に入る。
15年経った今でも、まだ時が止まったままのように見える場所があった。
避難したままになっている病院や施設を目にしながら、東日本大震災・原子力災害伝承館へ立ち寄った。
綺麗に整備されているのに、とても広く、何もない場所が広がっていた。
そのあと、震災遺構 浪江町立請戸小学校へ。
もう閉館間際で中には入れなかったけれど、実際の津波の高さと、そのまま残されている校舎を前に、言葉が出なかった。
15年の月日で、整備は少しずつ進んでいる。
けれど、復興はまだ終わったものではなく、今も続いているのだと感じた。
同じ時には戻れない。でも人は前に進み、新しい街を作ろうとしている。
その現実を見たあとだったからこそ、夜に立ち寄った星野村天文台での時間が、よりあたたかく感じられた。
そこで出会った館員の方がたまたま石が好きな方で、星の話と石の話で盛り上がった。
月のクレーターや木星の模様も見せてもらいながら、天体や星のことをより詳しく教えてもらえた。
星空や満月を眺めたり、流星を見に行ったりするのはもともと好きだったからこそ、ただ見るだけではない、さらに深く楽しめる時間になった。
星の村天文台
お話をしている中で、
「訪れた人にどうしたら楽しんでもらえるだろう」
「来てよかったと感じてもらえるだろう」
と考えていることが、すごく伝わってきた。
あっという間に閉館時間になり、もう少し見ていたかったなという気持ちで天文台をあとにした。
車中泊するために立ち寄った道の駅で、ふと目に入ったポスターがあった。
「飲んで。食べて。来て。来て。来て。ふくしま」のポスター。
綺麗な風景の写真の間に、TOKIOの城島さんと松岡さんのポスターが並んでいて、その光景が妙に心に残った。
ただの観光案内ではなく、「ふくしまに来てほしい」という切実でまっすぐな声のように感じた。
翌朝、あぶくま洞へ向かった。
あぶくま洞では、チョコボスタンプのすぐ近くに、絶メシロードや星野村天文台の案内も並んでいて、思わず笑ってしまった。
昨日、道の駅で見た「飲んで。食べて。来て。来て。来て。ふくしま」の言葉が、また頭の中で流れてきた。
あぶくま洞
時が止まったままの場所がある。
まだ帰れない人がいる。
でもその同じ福島で、新しい町を作ろうとしている人たちがいる。
訪れた人に楽しんでもらおうとしている人たちがいる。
あぶくま洞の長い年月をかけてできた鍾乳石を見ながら、前日の星野村天文台で話した石のことも思い出した。
地面の下にも、空の上にも、福島にはまだ私の知らない世界がたくさん広がっていた。
「さて、いただきに行きますか。」- 絶メシロード 2025「エビス食堂」-
ということで、絶メシロードで見たお店へ立ち寄る。



そのあと、ジュピアランドひらたへ芝桜チョコボ探索へ向かった。
会場はイベントや出店で賑わい、たくさんの人が訪れていた。
地元のアイドルグループかな?ライブが始まっていて、ファンの声援もすごく、会場は大盛り上がりだった。
その元気なエネルギーを感じながら、芝桜の風景を楽しんだ。
ジュピアランドひらた
芝桜を見ている途中、手入れをしていた方が休憩されていて、少しお話をした。
「どちらから?」と聞かれて「東京からです」と答えると、
友人にも“こっちにおいでよ”と言われることがあるけれど、なんだか出たくなくてね、と。
その言葉から、この土地を大切に思っている気持ちが伝わってきた。
本当に素敵な風景で、ずっと眺めていたいと思った。
この美しい風景は、この土地を大切に思う人たちに支えられている。
これは福島に限ったことではないけれど、
今回訪れた場所のあちこちで、自然の恵みを守ろうとする人たちの思いが息づいているように感じた。
何か大きなことができるわけではないけれど、訪れることはできる。
そこで見て、感じて、楽しむことも、その場所にとって少しでもプラスになるのかもしれない。
さて、まだ続くよー
幻のチョコボにまだ全員会えてないから☺️









































































